今日は、Webサイトのガイドラインやルールについて、ちょっとしたコラムを。あなたは、こうした決まり事を「制限」だと考えていませんか? 実はそれだけでなく、あなたの仕事における人間関係を良くするために役立っているのではないでしょうか。
たとえばWeb広告研究会が公開している「次世代ガイドライン・フレームワーク」では、誰向けかによってまず「コンテンツ設計ガイドライン」と「コンテンツ実装ガイドライン」の2つに大別し、それとは別に関連ガイドラインとして「用語・表記ガイドライン」「アクセシビリティガイドライン」「SEOガイドライン」などを示しています。このように、関係者がそれぞれ、自分に関するガイドラインだけを参照できるようにする仕組みはいいですよね。
もちろん、関係者向けのイントラネットなどでデジタルデータとして公開して、必要に応じて検索できるようにするのは大切です。
また、ガイドラインのうち多くの人が携わるコンテンツ関連に関しては、CMS(コンテンツ管理システム)のなかで自動的にチェックしたり、守られていない場合はコンテンツを公開できないようにしたりするのも有効でしょう。
「ガイドラインは制限事項」だと考えずに、Web担当者の人間関係を改善し、みんなが気持ちよく仕事を進められるようにする手段だと考えると、いろいろとできることが拡がるのではないでしょうか?
※この記事は、Web担当者Forum(Web担)に掲載した編集部コラムを転載しています。
元記事:WebガイドラインはWeb担当者の人間関係を良くしてくれる!?
Web担当者Forumは企業ホームページ作りとネットマーケティングに関する情報サイトで、解説記事、コラム、ニュース記事などを毎日更新でお届けしています。
毎週月曜日発行のメールマガジンもありますので、興味のある方はぜひご登録ください。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2008.09.26
2010.04.20
安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長
企業のウェブサイト活用やウェブマーケティングに関するメディア「Web担当者Forum」(http://web-tan.forum.impressrd.jp/)を運営しています。