震災に関する重要な情報をウェブで公開する場合は、PDFだけでなくHTMLやCSVでも提供するようにといった呼びかけが経産省などから出されています。でもこれ、震災時に限った話ではないんですよ。
また、上記の資料に含まれていないけれども、同様に「情報を提供する際のデータ形式」として推奨されることを追加しておきます。
・PDFも、アクセシビリティ対応のための「タグ付きPDF」として生成しておいたほうが再利用性が高い(ファイルサイズは大きくなるが)。
・テキストやHTMLで、折り返し部分に改行(または
タグを入れている)と再利用性が低いので、改行は段落の切れ目だけにするほうがいい。
・本当に正しい情報かどうかが重要であるデータへのアクセスには、改ざんされていない正しい情報であることが確認できるようにSSLを使えるようにするほうがいい。
・ファイルサイズが小さければ小さいほどサーバーの負荷が下がり、アクセス集中によって閲覧できない状況を減らせる。
ご参考までに。
※この記事は、Web担当者Forum(Web担)に掲載した編集部コラムを転載しています。
元記事:重要情報のWeb掲載はPDFだけでなくCSVやHTMLでも行うこと……非常時に限らずね
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2008.09.26
2010.04.20
安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長
企業のウェブサイト活用やウェブマーケティングに関するメディア「Web担当者Forum」(http://web-tan.forum.impressrd.jp/)を運営しています。