今日は、「ソフト404ページ」の話題を。検索エンジンを困らせるぐらいで実害はほとんどないのですが、ウェブマスターとしては少し恥ずかしい、そんなサイトの不具合の話題です。
ソフト404になっていた場合には、解決するにはシステムを改修してもらうしかありません(楽天の店舗システムは……仕方ないですね)。
もしかしたらエンジニアさんは「404を返すようにすると、素っ気ないエラーページしか出せなくなりますよ」などと言うかもしれませんが、それは大間違いです。たとえばトヨタ自動車のサイトでは、存在しないページに対して、「そのページがないことを、トヨタのロゴやサイトデザインで示したうえで、しばらく待つとトップページに飛ばす」といった動きを、ちゃんと404を返したうえで実現しています。
◇ ◇ ◇
ちなみに、HTTPレスポンスコードの扱いを失敗すると、逆の「ソフト200」の状態も出てきます。ページのコンテンツがあってブラウザではちゃんと中身が表示されるのに、システムが間違ってレスポンスコード404を返してしまっているので、検索エンジンがそのページをインデックスしてくれないという状態です。
ウェブとか検索エンジン対策って、奥が深いですね。
・ウェブマスターツールヘルプ「ソフト404エラー」
http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=181708
※この記事は、Web担当者Forum(Web担)に掲載した編集部コラムを転載しています。
元記事:ソフト404ページはウェブマスターとして微妙に恥ずかしい
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2008.09.26
2010.04.20
安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長
企業のウェブサイト活用やウェブマーケティングに関するメディア「Web担当者Forum」(http://web-tan.forum.impressrd.jp/)を運営しています。