今日は、「ソフト404ページ」の話題を。検索エンジンを困らせるぐらいで実害はほとんどないのですが、ウェブマスターとしては少し恥ずかしい、そんなサイトの不具合の話題です。
存在しない→http://web-tan.forum.impressrd.jp/sonzai-sinai-pe-ji
で、[Submit]ボタンをクリックします。ページ下に「HTTP Response Header」が表示されるので、その1行目の「Status」を見ます。
そこに「404」と表示されていれば問題ありません(ソフト404になっていません)。そこが「200」や「301」「302」だとソフト404を疑いましょう。
ページが存在しないはずのURLを調べると「404」が返っているので、「ソフト404」状態にはなっていない
ページが存在しないはずのURLを調べると「200」が返っている(コードが正しく404になっていない)ので、「ソフト404」状態
ソフト404は、サイトの一部で発生している場合もあります。たとえば楽天市場では、通常のページで存在しないURLを指定すると正しく404が返りますが、
→ http://web-sniffer.net/?url=http://www.rakuten.co.jp/sonzai-sinai-pe-ji
各店舗の商品ページでは、存在しない商品ページのURLを指定すると200が返っているので、ソフト404の状態になっています。
→ http://web-sniffer.net/?url=http://item.rakuten.co.jp/namasabazushi/sonzai-sinai-pe-ji/
京都府のページでは、存在しないはずのURLでは302が返ってきて、
→ http://web-sniffer.net/?url=http://www.pref.kyoto.jp/sonzai-sinai-pe-ji/
リダイレクト先のページでは200が返っています。
→ http://web-sniffer.net/?url=http://www.pref.kyoto.jp/error404.html
これもソフト404ですね。
Googleウェブマスターツールにサイトを登録していると、ソフト404になっているページがあれば教えてくれます。確認するには、ウェブマスターツールにログインして対象サイトを選んだら左のメニューから[診断]>[クロール エラー]を選びます。右側の「URLを表示」のところに「HTTP」や「見つかりませんでした」「タイムアウトしました」などに並んで「ソフト404」が表示されていれば、それです。
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2008.09.26
2010.04.20
安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長
企業のウェブサイト活用やウェブマーケティングに関するメディア「Web担当者Forum」(http://web-tan.forum.impressrd.jp/)を運営しています。