「モンスターペアレント」ならぬ「ヘリコプターペアレント」という言葉が最近メディアをにぎわせつつあるようです。 このヘリコプターペアレントとは?
でも、やはり、「待って」といいたい。
決して子どものためになりませんから。
ここで、僕の就活時の話をします。
僕はいろいろあって、就活2浪、就活を3年に渡りしています。
3年目の就活では、東京都を第一志望、民間では今所属しているZ会と決め、東京都の試験が落ちたらZ会、となっていました。
都の試験は筆記試験を無事合格、そして面接に進みました。
実はその前の年も、面接で落とされていました(苦笑)。
それなりの対策をして臨んだんですが、その年も駄目でした。
1年目に落ちたときはショックもあったんですが、2年目はサバサバしてました。
1年目は面接の対策不足もあったんですが、2年目は「あーこれだけやって駄目なら、相当相性が悪いんだな」と思いましたから。
ところが親、知人の知人の知人…(くらいかな)の、東京都の方に「お願いしますよ」的なお話を、知人の知人の…を通じて働きかけていたようなんです。
(そんなんじゃなんともなりませんが(実際落ちてますし。苦笑)、まあ、田舎の親のやることですから、「なんともならない」ことも分かんないんでしょうね)
親を「責める」つもりはありませんし、2年も留年を許してくれたので感謝ばかりなのですが、このときはさすがに激怒しました。
なんで「ご縁」という考え方がわからないのか。
なんでもし、それが功を奏して合格しても、子どもが幸せになんてなれっこないことわからないのか。
…少なくとも僕は、就活時点で、これらのことはわかっていました。
就活から10年以上たった今、余計思います。
自分は公務員向きじゃなかった。
Z会で生きられて幸せだ。
と。
面接で落ちる、ということは、そういうことなんです。
理由はありません。実力の有無だけではありません。
「お子さんに、その会社はあわない」という神様のメッセージも込められているんです。
当事者である親御さんは、不安から、どうしても上空から急降下してしまうようです。
だから周りの皆さん、そんな親御さんを止めてあげてください。
あなたのお子さんはしっかりと、就活をされていますよ、と。
あなたのお子さんは立派に、自分の目指す道を選んでいるよ、と。
結果がご縁だよ、と。
本サイトをご覧の方は、「ヘリコプターペアレント」が少ないとは思いますが…
是非、周りにいたら、急降下を阻止すべく、やんわりと働きかけてください。
それが若者のためですから。
決して一緒になって、就職の斡旋しないように!(苦笑)
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