以前別のところで公開したものですが現在閲覧できないため、インサイトナウにて改めて公開します。キャリアデザインの基本的な考え方が理解できます!
あるいはまったく逆の、
「自分のプライベートな時間を確保できること」
が、今やっている仕事の意味・価値と考える人もいらっしゃいます。
こうなると、仕事だけでなく人生全体の中でのキャリアという視点が入ってきますね。(これは、第7回の「ワーク・ライフバランスのところで詳しくご説明します。)
また、より内面的なものになりますが、仕事を通じて
「自分の知識やスキル、精神性が継続的に成長できること」
に意味・価値を見出す人もいるでしょう。(私の場合はこれがまずあります)
「キャリアの目的」(第3回)で書いたように、絶対的に正しいキャリアの目的というものは存在しません。
あくまで、あなた個人が、どんなことに意味・価値を見出すかが大事です。
ただ、同時にキャリアの目的に
「良し・悪しはある」
とも、私は書きました。
例えば、
「他人を踏み台にしても、自分の幸せを追求する」
といった考え方を持っていると、いつか限界がやってきます。
私たちは、社会の一員として、それぞれ得意な分野で貢献し、補い合い、助け合って生きています。したがって、偉大な人生の先輩方が口をそろえておっしゃっていることでもあるのですが、
「世の中、人のために、仕事を通じて、自分はどんな貢献をしたいか」
ということが幸せなキャリアづくりにおける「最重要テーマ」なのです。
このテーマは、若いうちは、「きれいごと」に聞こえるかもしれませんし、目先の仕事で結果を出すことに必死なため、なかなかピンとこないと思います。実際、私もそうでした。
しかし、そもそも「仕事」とは、他人が必要としている商品・サービスを提供することによって対価を受ける行為です。すなわち、仕事の本質は、「社会や人へのお役立ち」にある。
ですから、キャリアの選択にあっては、ぜひ、「社会や人へのお役立ち」を前提として、自分は仕事を通じてどんな意味や価値を生み出したいのかという発想を持ってほしいと思っています。
[できること、やりたいこと、意味・価値を感じることの交差点]
以上、キャリアの選択の「拠り所」となる3つの視点について質問の形でご説明しました。
「できること」「やりたいこと」「意味・価値を感じること」の3つ視点の交差点、すなわちすべてを満たすような仕事(職種、業界、会社)を選択すれば、幸せなキャリアがぐんと近づいてきます。
自分のキャリアの方向性が見えなくなったときは、まずこの3つの視点をじっくり掘り下げてみましょう。
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キャリアデザイン基礎講座
2010.10.16
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有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。