以前別のところで公開したものですが現在閲覧できないため、インサイトナウにて改めて公開します。キャリアデザインの基本的な考え方が理解できます!
ですから、これを私は「健全な危機感」と呼んでいるのです。
将来の変化に対応するための「ポジティブな行動」を引き出すための「危機感」を持ち続けましょう。
[健全な諦念感]
科学的に実証されたわけではありませんが、人生は、いわゆる「運命」で8割方が決まってしまうと言われています。
自分の意思でなんとかできるのはわずか8割。どんなに「健全なる自己中心主義」に則り、自分の好きなように生きようとしても、そうは問屋がおろしません。キャリアや人生における出来事は、偶然や運、また他人の意思によって決まることがほとんどです。例えば、会社の人事異動は、いつも自分の望みどおりになるわけではありませんよね。自分が絶対にやりたくないと思っていた部署に配属されてしまうことだってある。こんな時、思い出してほしいのが「健全なる諦念感」です。
しょせん、キャリアも人生も100%自分の思い通りにならない。だったら、いさぎよく運命に身を任せてみようじゃないか、と考えを切り替えるわけです。
「どうせ、私なんかだめな人間だから・・・」と愚痴ってばかりいるのは、不健全な諦念感。これは、決して幸せなキャリアにはつながりません。逆に、結果的に幸せなキャリアにつながる可能性が高いのが、
「うだうだ文句言っても仕方がない。この境遇を受け入れ、自分ができることをやってみよう」
と前向きに取り組む「心構え」、すなわち「健全な諦念感」です。
成功者と言われている人たちの多くは、実は、自分の描いたとおりの人生を歩んできたわけではないことをご存知ですか。
自分ではどうしようもない運命に翻弄されて散々な目に合い、また厳しい境遇の中に投げこまれるようなことになって、腐らず、自分のベストを尽くしてきた人が、結局は運命をまさに切り開き、成功を手にしているのです。
運命をポジティブに受け入れ、ベストを尽くそうとする、これが「健全なる諦念感」という言葉が意味することです。
キャリアデザインを行う時、また日々のキャリアづくりのプロセスにおいて、ぜひ上記3つの心構えを意識して考え、行動してみてください。きっと、「幸せなキャリア」が実現すると、私は信じています。
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キャリアデザイン基礎講座
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有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。