緊急人材育成基金事業の再就職支援講座も終わりに近づき、入社を決めて講座から離れていく受講生も出てくる中で、なかなか就職先を決められない不思議な男の子の話。
正しい情報収集とその判断は、できれば義務教育下、または高等教育の中で十分に訓練しておいて欲しいと思いながらも、社会に出たことの無い、リストラの恐怖を感じることの無い教育に携わる方々からどこまでリアリティーのあるリスク教育がおこなわれるのか?というジレンマも感じており、親(保護者)の方々には、お子様の「分別」については今まで以上に配慮頂きたいと思うわけです。
ネットワーク社会、IT社会といった表現がよいのかわかりませんが、情報が無尽蔵に流通している中で、正しい情報をいかに適切に選びとっていくのかが今後の社会人、ビジネスパーソンとして重要な能力の一つになることは確実で、そのための社会勉強という失敗を繰り返しても余りある無駄な情報が氾濫している事実について、大人が子供に正しく伝えていく必要があるでしょう。
最後に、職業訓練プログラムの講師の機会を頂きました協会、また関係者の方々に謝辞を申し上げます。
「既卒・アルバイト経験6年」までであれば一般企業に正社員内定できるという事実を今回の講座を通して確認することができましたので、また機会があれば「就職するための技」を提供していければと思います。
受講生の皆さん、内定で悩まずにさっさと入社して下さい。
皆さんが望む「活躍している姿」は入社してから少し後に得られるものですから。
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