夏休みが始まりました。この夏休みは、子どもたちにとっては、自己改造する最大のチャンスです。ここでは、夏休みの計画や目標の決め方を少々考えてみたいと思います。 -----------------------------------------
やれることが前提ですから、保護者の理想は、ここではじっと我慢して、話を進めることです。ここで注意しておきたいのが、空白の時間を数時間(夏休み全体では1週間ほど)用意しておくことです。
ビジネスでも同様ですが、ぎっしり詰まった活動計画を作っては駄目です。空白の時間は、急な用事が入って予定が消化できなかった時の予備としてとっておいてください。
計画が完成したら、あとは、中間評価会を子どもと定期的にしましょう。その時に、計画が、大幅に遅れていたら、計画を修正しましょう。修正しない計画は、どんどん破られていきます。
注意点としては、保護者が毎日、毎日、計画をチェックしないことです。大切なのは一日の中で、クリアしなければならないものだけをしっかりやらせることです。毎日、毎日、チェックしても、イライラするのが関の山です。その代わり、少しでも計画を実行している子どもの姿を見たら、必ず「承認」してください。子どもを承認し、褒めてほしいのです。少々のことは、大目に見てあげて、子どもを承認する機会を数多く作ってください。
「頑張っているわね!」
「何か質問ある!」などと、声をかけてください。
規律ある生活をすれば、お父さんやお母さんなど大人が認めてくれると言う意識を子どもがもつことが何より大切なのです。そうすれば、子どもは、次第に少しずつ自分自身で約束を実行していくようになります。どうか、辛抱強く見守ってください。
まとめ
1.大きな目標を決める
2.大きな目標の繋がる小さな目標を決める
3.活動計画を決める
4.定期的に中間評価会を開く
5.事ある毎の承認活動を保護者はする
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
中土井鉄信
http://www.management-brain.co.jp/
(初回2010年7月20日)
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2015.07.17
2009.10.31
合資会社 マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表
1961年、神奈川県横浜市生まれ。 現在、合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表。 NPO法人 ピースコミュニケーション研究所理事長。
