夏休みが始まりました。この夏休みは、子どもたちにとっては、自己改造する最大のチャンスです。ここでは、夏休みの計画や目標の決め方を少々考えてみたいと思います。 -----------------------------------------
規律が及ぼす学力、やる気への影響
朝食を毎日しっかり食べている生徒とそうでない生徒では、学校の成績に有意な差があるという調査結果が、色々なところから出ています。それは、規則正しい生活スタイルかできているかどうかが学校の成績に大きな影響を与えるからです。
生活の中に規律があるかないかは、子どものやる気にも大きく関係しています。時間をダラダラ使う習慣を持つか、時間を有効に使う習慣を持つかで、何をやるにしても達成度が違ってきますから、人のセルフ・エステーム(自己重要感)に影響を与えるからです。
さて、長い夏休みには、計画を立てて過ごさせるようにしたらどうでしょう。曜日別でも週間別でも日程別でもよいので、起床時間からはじまって、就寝時間までをしっかり決めるようにするのです。
そうすれば、9月以降の生活にも「規律」が出てくる可能性があります。
子どもが成長するチャンスとして夏休みをとらえ、その具体的な目標や計画の立て方について、ここでは考えてみます。
計画のチェックよりも、「承認」を大切に!
まず、一番最初に、大きな目標を決めましょう。
学年の目標でも、将来の目標でも、志望学校の目標でもいいので、最初に長いスパンの目標を定めてください。
その次に、短期間の目標を決めます。夏休みの目標でも、今月の目標でも、今週の目標でもいいので、決めます。この二つの目標が決められたら、それをつなぐ活動を決めるようにします。
つまり、大きな目標を達成するために、この期間は、何をやるのか、どうやっていくのかという活動目標を決めるのです。
この時に、子どもと保護者の皆さんが、じっくりと話すことが大切です。子どもから、色々な話を聞いてください。本当に好きなことは何か、本当にやりたいことは何か、徹底的に聴いて、子どもの希望を十二分に理解してください。
それから、保護者の望みを伝えて、子どもの望みと保護者の望みの妥協点を見出すように話し合ってください。この話し合いの作業を簡単に済ませると、約束は、守られることはありません。子どもが納得することが、非常に重要なことなのです。無理やり活動計画を保護者が決めてしまうのも、この時の話し合いが不十分だから、起こることなのです。
そして、具体的な活動計画を一日ごとに決めていきます。この夏、一日の中で必ずこれだけは毎日欠かさずやり抜くというものを決めることが大切です。曜日毎に一週間のタイムスケジュールを子どもと保護者で、ブレーンストーミングしながら決めていってください。
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2015.07.17
2009.10.31
合資会社 マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表
1961年、神奈川県横浜市生まれ。 現在、合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表。 NPO法人 ピースコミュニケーション研究所理事長。
