モノが売れない時代にどうすればコンテンツを開発することができるのか。その鍵のひとつは自分たちの内側にある。
商品の多くは、単なるリサイクルとして持ち込まれたものではなく、リメイクしたり、リデザインしたりして、「パスザバトン」のタグが、商品のストーリーとともに付けてある。
気鋭のクリエイター山田 遊氏がかかわるだけあってMDのセンスも抜群で、従来の小売とはまったく異なるコンセプトのこの店舗は、地下にあることも手伝って、異空間の雰囲気を漂わせる。
商品を開発し提供することは、すべてにおいて次の時代への貢献ということもできる。
視点を変えれば価値があるもの、明日に残すべきものは、実は自分たちが持っているかもしれない。
たまには新しさを追いかけることを忘れ、自分たちの内側、あるいは過去を見つめることも必要なのかもしれない。
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