子どもの頃、「宿題」を好きだった人はいるだろうか? 私も嫌いだったが、教育コンサルタントとしてたくさんの授業を見てきて、授業がうまい先生に共通している一つの条件は、この「宿題」の出し方の上手さであると思っている。
そのために、授業をどう組み立てるかに頭を絞ることが学習塾の先生にと
っての課題なのだ。
私が教師の実力を判断する材料として重要視しているものに「宿題」の出
し方があるのは、このためだ。
授業を授業で完結させず、「宿題」へと繋がる授業の組み立て方ができる
かどうか、そしてそれが生徒の勉強へのやる気を育む礎となれば言うこと
はない。
お子さんの担任の先生の実力を測りたかったら、どんな宿題を出している
か? そしてその宿題を出すために、どう授業でその布石を行っていたか
をお子さんに聴いてみたらいかがでしょう?
*もう少し私の「授業論」についてお知りになりたければ、
拙著
塾最強コンサルタント直伝!1
≪図解&場面でわかる≫プロ教師の「超絶」授業テクニック(明治図書)
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?bango=4%2D18%2D251114%2D1
をご参照いただければ幸いです。
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2015.07.17
2009.10.31
合資会社 マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表
1961年、神奈川県横浜市生まれ。 現在、合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表。 NPO法人 ピースコミュニケーション研究所理事長。