現在、企業のCSRに対する活動が活発化し、その活動における報告のあり方が大きく変わろうとしています。「CSR報告書」という報告形態がステークホルダーに対する有効な公表手段として認知度が急速に上がっています。
現在CSR報告書を公表している殆どの企業は、「環境報告書ガイドライン 」、「GRIガイドライン」に準拠またはその併用による公表の形式をとっています。
環境省では二つのガイドラインの併用の手引きというガイドラインも出しています。
現状CSRへの取り組み内容やCSR報告書の記載内容は企業の自主性に任せられていますが、EUでは2003年に「会計法現代化指令」が出され、2005年からCSR情報の一定の開示が義務化されています。これにより自主開示から制度開示へ移行について今後の動向が注目されています。(日本でも一部特殊法人には環境報告書が義務付けられている)
このあたりの考察についても以後書いていきたいと思います。また、CSRにおけるInsight Now登録のコンサルタントの皆さんの御意見も是非アップして頂けたらと思っています。
CSR関連記事はこちら
(1) CSRは大企業のお話?
(2) 加速するステークホルダー重視型CSR
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2007.03.14
2007.04.23