現在ではmixi、GREE、モバゲータウンなどで無料で遊べるアプリが流行しています。少し前なら月額いくらという使用料金を払ってゲームをしていたのに対し、なぜ最近では無料でアプリが遊べるようになったのでしょうか??ユーザからはそのビジネスモデルはわからず、なんとなく使っている方も多いと思います。今回はその裏側に少しだけ迫ってみようと思います。
アプリの招待が乱立する理由
よく友人からアプリの招待状が届きます。もちろん純粋に友達に教えてあげたいという人もいるとは思います。そして私って友達から人気なのかしら??と思う人もいるかもしれません。しかし現状は招待する側は誰かを招待するとゲーム上でのレアなアイテムがもらえるというインセンティブが働いているのが大きな要因だと考えられます。では、なぜこのような招待機能が存在するのか??それはPV単価の条件に書いたようにマイアプリ登録者数によってPV単価が変化するからです。アプリ開発者は多くのユーザに使ってもらえればもらえるほど、広告収入が得られるのです。自分が作ったものを多くの人に使ってもらいたいという技術者のモチベーションももちろんありますが、招待機能を付与させてユーザに招待するインセンティブを与えるというのは極めて合理的なのです。
最後に
ここまで読んでmixiアプリが無料で楽しめる理由はわかったでしょうか。単なるユーザになり下がるなということなのか、アプリ開発者になれということなのか考えてもらえたでしょうか。何も生み出さないユーザよりもアプリ開発者になった方がよさそうという結論が導けそうですが、でも本当に勝ち組みなのはそれを運営しているmixiだと思います。素敵なアプリを開発しても、その広告収入の単価の決定権はmixiにあるのです。趣味でmixiアプリを作ってみる、iPhoneアプリを作ってみるということは自由です。またアフィリエイトのサイトの運営をするのも自由です。一度作れば不労所得として毎月ストックが得られるのはいいと思います。しかしこれを一生の職業にするのは危ないと警告します。就職活動中の人転職を検討している人もいると思いますが、職業としてソーシャルアプリのデベロッパーになるのは理にかなっていないと思います。やるならあくまで趣味です。これが私の結論です。
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