スノーボード・ハーフパイプで期待されていた日本選手3名、メダルには至らず残念な結果に終わりました。さておき、國母選手はあのスタイルで話題になり、ある意味注目を浴びたわけです。とても個性的な彼のスタイルをパーソナルデザイン的にみてみたいと思います!
これからの国際化の中で、自分自身が損をしないためにとても必要なことではないでしょうか。
今回の國母選手は、自分の職業や個性におけるパーソナルデザインはできていましたが、マクロの環境においてパーソナルデザインはできていなかった。
ただ、國母選手はとびぬけた個性を表現したスタイルだっただけに、批判を受けた。そのおかげで、何か得るものはあったのではないかと思うのです。
一方、まったく個性を表現せず、保守的で目立たないビジネスマン。普通であるから誰も何も言わないけれど、グローバルスタンダードからいうと不思議な着こなしのビジネスマン。蔭では言われても、目の前では何も言われないから、ずっとそのスタイルを続けてしまう。結果、損する場面が永遠と続くかもしれないのです。
保守的であればいいのではなく、國母選手のように個性を表現することも必要とされる時代。
そして、その個性をTPOによって変幻自在に使い分けることを求められるグローバルな時代なのです。
橋本議員が、國母選手の結果を受けて下記のようなことをコメントしてました。
「技術だけでなく、人間力を磨いてほしい」
ファッションスタイルは、人間力なんて言うほど、大層なものではないと私は思います。ただ単に、TPOによる着こなしを学べばいいのです。あとは、TPOの上で國母選手のように個性を表すこと。この2段構えで、得をすることが世の中たくさんあるのです。
たかが、ファッション。されど、ファッション。なのです。
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2015.07.17
2009.10.31
株式会社パーソナルデザイン 代表取締役
「自分らしさをデザインする。」をコンセプトに、独自のパーソナルアイデンティティ分析を基に業界・業種・役職に合った「自分らしさ」をスタイリスト、ヘアデザイナー、ボイストレーナー、演出家ほか各種スペシャリストとともに演出をサポートしています。ビジネスパーソンのためのパーソナルプロデューサー、が肩書きです。
