10月1日は、新卒の就職サイトが一斉にオープンし、就職活動シーズンがスタートする日ですが、就職活動に際して改めて思うことを、就活学生の皆さん(と大学のキャリアセンターの職員の方々)にメッセージしたい。 (インサイトナウの読者層と、やや違うのは申し訳ありません。)
置かれた環境や、周囲から受ける期待に応じて、いつも自分を変えていこうとする、仕事や顧客や上司の力を借りて新しい自分を創っていく、企業はそんな気概を持つ学生を採用したくなります。自己分析の結果を鵜呑みにして、「適職なのでやってきました」では採用したくもなりません。
就活生に言いたいのは、「自己分析よりも、もっともっと大事なことがある」ということ。それは、「どうなるか分からない将来に立ち向かう覚悟をする」こと。そして、「混沌の中でも何とかしてやるという意欲を持つ」こと。キャリアセンターも、自己分析やコミュニケーションスキルとかそんな小手先の指導はやめて、本質をしっかりと理解させることに注力すべきです。でないと、いつまでも就職実績は上がってきません。
高齢者の充実したライフスタイルを提言する、「老いの工学研究所」
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就職活動
2013.05.15
2012.10.31
2012.03.22
2011.07.14
2010.05.10
2009.10.02
NPO法人・老いの工学研究所 理事長
高齢期の心身の健康や幸福感に関する研究者。暮らす環境や生活スタイルに焦点を当て、単なる体の健康だけでなく、暮らし全体、人生全体という広い視野から、ポジティブになれるたくさんのエビデンスとともに、高齢者にエールを送る講演を行っています。