国内団体旅行に参加してみるっ

バスは宇奈月温泉に到着しました。ここで有名なトロッコ電車に乗ります。トロッコといえば、インディジョーンズかトロッコスペシャル（＠チキチキマシン猛レース）しか知らなかった私。山間を貫く小型簡易車両です。険峻な山々を縫って走るトロッコは確かに風情があります。黒部という自然が、文明の行く手を阻んだという、私のようなナマケモノには想像することさえ出来ない、厳しい環境を切り開いた先陣の苦労に、心底頭が下がりました。

電車はとにかく山から山を抜け、1時間も走ります。
うーん、せっかく山に来たんだけど、早くももう山飽きちゃった。
コラーッ！せっかく一瞬良さげなこと書いたのに！まー確かに1時間山見てると皆同じに見えては来ましたね。
到着した釣鐘駅で1時間ほど散策。といっても川にある露天温泉に足を漬けるくらいしかすることないんですが。そしてまた1時間後、釣鐘駅から元来た宇奈月にもどるのです。

ハッ。この旅行プログラムは基本的に移動も観光も1時間を基礎ユニットにしていることに気付きました。私が飽きてムズがったり、ミルク欲しいと泣いたり、オムツ替えてとグズり出す寸前に、次のプログラムに移行します。
バスガイドさんのお話、観光滞在時間、実は長年の経験と研究から、相当緻密に計算し尽くされているのではないか！という疑念が沸いてきました。あなどれません。大手旅行代理店。

さてトロッコスペシャルを終えればこの日はホテル。富山市内の数年前ニュースで有名になったビジネスホテルに投宿です。温泉郷・富山といえばやはりお風呂・・・・・・・しかしこのホテルにはユニットバスしかありません。そうです東横インにも付いてるフツーのユニットバス。
ただし、あわてないで下さい。ちゃんと富山です。実はホテル隣接の、大浴場温泉がちゃんとあるんです。そちらに宿泊客は当然無料で、何度でも入ることが出来ます。

ただねー。温泉ですからねー。やっぱスリッパ・浴衣姿でペタペタと、そのまま部屋と風呂を何度も行き来したいじゃないですか。それはお客様、こちらホテルでございますので、ご遠慮いただかねばなりませんと、ユカタの襟首捕まえられておこられたので、またGパンはいて、靴下はいて、スニーカーでお風呂です。るんるん・・・

お風呂はちなみに普通の温泉でした。サウナも付いてるし、オプションであかすりやマッサージも当然あります。私は普段から風呂、カラスの行水ですから、浴槽いっぱいにカラスの死がいをつめこんだ風呂にどっぷり浸からないと満足できない・・・（本当にすいません。拾い食いばかり）
なので、20分足らずで上がって、部屋にもどりました。