今日は、 「Webサイトの調査・分析」 について書かれた、 現時点では最強!と言える教科書(翻訳書) をご紹介します。
その中で、実際に適切なサイトの改善を行い、
狙い通りの成果を出すことに成功しているのは、
コーシック氏の言う
エクスペリエンス分析
を重視し、相応の予算を割いている企業です。
本書は、邦題が
「Webアナリスト養成講座」
とあるように、
「分析実務」に役立つ専門的な内容が
含まれています。
したがって、分析担当以外の方には、
ちょっと難しい箇所もあります。
それでも、「三位一体法」のような、
ウェブ分析における基本的な考え方は、
企業の役員クラスの方にもぜひ理解して
おいてもらいたいことです。
ですから、Webアナリストの方は本書を読むだけでなく、
ウェブ分析の意義や役割を社内、とりわけ上層部に
理解してもらえるよう、コーシック氏の説く、
「三位一体法」
の考え方をぜひなんらかの形で伝えていくことを
お勧めします。
『Webアナリスト養成講座』
(原題:Web Analytics: An Hour a Day)
アビナッシュ・コーシック著、
衣袋宏美監訳、内藤貴志訳、翔泳社
→アマゾンはこちらから
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2015.07.17
2009.10.31
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。