大学院のMBAコースでは、いわゆるケースメソッドといわれる プレゼン~ディスカッション型の授業を行っています。 そんな日々の授業の中では、様々なタイプの生徒がいるんですよね。
○ 好奇心にあふれている
そんな飲み会の場の「盛り上げ役」にも2つのタイプがあります。
ひとつは、自分が話題提供者となって、周りを巻き込むタイプ。
これは、飲み会に「ひとり」欲しい存在ですね。
もうひとつのタイプは、ヒトの話に食いついて、いろいろ引き出すタイプ。
こんなタイプの盛り上げ役がいると、いろんな人が主役となって、
家弓的にはとても快適な飲み会になります。
ま、飲み会だけではなく、オン/オフ全てを通じて好奇心を持ってほしいですね。
ここで言う「好奇心」とは、ヒトの話に興味を持つことであって、
まさに前述の「問いかける」という行為に表れます。
そんな好奇心は、生活シーン全てが学びの場になっていくと思います。
○ つまり、インプットとアウトプットのバランスが良い
総じて、言いたいことは、
「インプットとアウトプットのバランスが良い」んですよ。
インプットとは、周囲に好奇心を持ち、ヒトの話を好んで聞くこと。
アウトプットとは、自分の主張を積極的に表現すること。
この両面をバランスよく持つ方は、とてもスキルアップのポテンシャルが
高い方だと思うんです。
で、余談ではありますが、「伸びない生徒」について、、、(^^;
× 自説にこだわり過ぎる
もちろん、自分の主張を一貫して持ち続けることは良いことだと思います。
しかし、一種の防衛本能ではないかな?と思うこともよくあるんです。
この場合、なんとか自分の主張を確からしいものとして主張し続ける
「瞬発的論理力」を発揮しようと言う意識もあるかもしれませんが、
かなりムリがあるんですよね。
むしろ、ここは真摯に「自分の主張のどこにムリがあるのか?」といった
思考に入るほうが、良い学びにつながるように思います。
以前、こんなことがありました。
「なぜですか?」、「その根拠は?」などと、論理的なバックボーンを
徹底的に追及していたところ、いきなりその生徒は、、、
「僕は、これまでの社会人生活で、
理屈じゃモノゴトは動かないって学んできたんですよ~」
いきなり、キレてしまいました。
あんまり、キツく追及したつもりはなかったのに、、、笑
きっと、学ぶことより自分を防衛することに走ってしまったんでしょうね。
ま、この事例は教員としての私にも責任があるんですけど、、、汗
しかし、現実のビジネスで、誰に何を言われようが、自分の主張を曲げず、
自説にこだわってしまっては、単なる頑固オヤジですよね。(^^)
以上は、私の家弓の私見に過ぎません。
また、状況によっては必ずしも絶対ルールではありません。
でも、私もまだまだ一人の学び続けているビジネスパーソンです。
私自身が、こんな気持ちを持ち続けたいという気持ちでいるということで、、、(^^)
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
blog : http://kayumi.jp/
Twitter : http://twitter.com/Kayumi
Tumblr : http://kayumi.tumblr.com/
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2009.10.27
2008.09.26