今回は、スーパーマーケター、森行生さんが説く、 「ヒット商品の生み出し方」 の手順のご紹介です。
「アンダーライン」
を引いてもらうという調査手法だそうです。
この調査結果は、クロス集計してグラフ化。
すると、消費者が気になっていること、
求めていることが浮き彫りになってくる。
そのうえで、アイディアをさらに絞ったり、
似ているものを統合したり、男性と女性向けに
う分割するなど「洗練」させていくのだそうです。
以上のプロセスを森さんは、
次のように簡潔にまとめてくれています。
1 まずはアイディアを徹底的に「広げる」
2 次にそれを無慈悲に「切る」
3 そして残ったものを作り込む、すなわち「洗練させる」
ちなみに、この3つのプロセスのうち、
2の「切る」が最も重要なのだそうです。
あれやこれやと「付加価値」をつめこむのではなく、
ターゲットを明確にして「切る」という
「減産価値」
こそ重視すべきだからです。
なお、2回にわたってご紹介した森行生さんによる、
「ヒット商品の見極め方、生み出し方」
について詳細を知りたいかたは、
『予測する力養成講座』
(講談社MOOKセオリーVol.11)
を読んでみてください。
*(ご参考)森行生さん主要著作
『シンプルマーケティング』
(森行生著、ソフトバンククリエイティブ)
『ヒット商品を最初に買う人たち』
(森行生著、ソフトバンク新書)
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2015.07.10
2015.07.24
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。