あなたは、メルマガやブログに書いた自分の文章を 盗作されたことありますか? 「盗作されたことがあるよ」という方が、 けっこう多いんじゃないでしょうか? デジタルなネット系文章だと、 コピペで簡単に真似されやすいですからね。
それは、
著作権は「表現」を保護することが目的である
いう点です。
特許は、発明=アイディアを保護することが
目的ですが、著作権はオリジナルの書き手の
「表現」
を守ることが目的。
ですから、盗作記事の場合も、
裁判員制度における留意点を「自分の言葉」で
表現してあれば、問題はありませんでした。
(後はもちろん、適切な引用と出典の明示)
ちょこっと言い回しを変えただけではダメです。
他人の文章を元にしており、
かつその文章と明らかな類似性があり、
「実質的に同一」
と判断されるようであれば著作権を
侵害したことになるからです。
まとめます。
著作権侵害にならない文章を書くために、
最低限おさえておきたいポイントは以下の3つです。
・自説を自分の言葉で表現する。
・自説と引用のバランスに注意し、
引用が主にならないようにする。
・出典を明記する。
掘り下げれば、上記以外にも様々な留意点がありますが、
詳細は参考文献等をご参照ください。
私自身も、細心の注意を払って、
記事を書いていきたいと思います。
*参考文献
『引用する極意 引用される極意』
(林紘一郎、名和小太郎著、勁草書房)
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『デジタルコンテンツの著作権Q&A 第2回』
‐自社のWebページをまねたとしか思えない他社のWebページを発見。
削除を要求できるか?
(広報会議、2009/07)
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2009.10.27
2008.09.26
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。