サイバーエージェント、広報担当の方のブログコメント欄が炎上している。同社が5月13日にリリースした新サービス『男の子牧場』が原因だ。ネット企業として同社が、この事態にどう対応するのか。これはリアルタイムなケーススタディになるのではないか。
だが、こうした問題が起こったときこそ、ネット企業ならではの迅速な対応があっても良いのではないだろうか。おそらくは、いま同社では対策が講じられていると思うのだが、その対応策はこれからのネット企業にとって極めて貴重な資料となるはずだ。
5月17日07:00追記:
ちなみに昨日付けの藤田社長のブログは「今日誕生日」というタイトルで、ご自分の誕生日パーティのことが書かれている。社員がたくさん集まって盛況だったと。
→ http://ameblo.jp/shibuya/day-20090516.html
専務取締役の方のブログは、そのパーティに参加した社員の方と、朝までゲームをして遊んでいたと記されている。
→ http://ameblo.jp/saijo/day-20090516.html
非常に不思議な対応だと思う。もしかしたら、経営陣は今回の騒動を知らないのかもしれない。万が一、知っていて無視しているのだとすれば、問題の本質を決定的に見誤っているのかもしれない。
今回の問題の本質は『違法性(人権侵害や著作権について)のあるサービス』を展開した恐れのあること。ことをメーカーに例えて極端な比喩を使うなら『賞味期限を偽造した食品』を流通させてしまった、あるいは『建築確認申請を偽装した』恐れのあるマンションを販売したケースと同じと考えるべきだろう。
仮に食品メーカーがそうした事態を放置すればどうなるか。あるいは、どうなったのか。その意味では「どうする、どうなるサイバーエージェント」という展開になってきているのかもしれない。
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