以前、今は解説者として知られる、 元プロ野球選手の方が嘆いていたのを覚えています。 なんに対して嘆いていたかというと・・・
そして、「失敗」は自分のできないこと、
わかっていないことを確認できる貴重な体験です。
ですから、失敗するリスクのある難易度の高い課題には、
それを乗り越えればさらに大きく能力が伸ばせるから、
積極的にかつ喜んで取り組む。
こうしてコツコツと努力することによって、
天性の才能をさらに開花させ、あるいは、
生まれつきの才能を上回る能力を身に付けることが
できるのです。
さて、前回の記事「ほめるな、ねぎらえ!」で
ご紹介したスタンフォード大学心理学教授、
キャロル・S・ドゥエック氏は、
「才能・能力は天性のものである」
と考える人のことを
「Fixed Mindset」(邦訳は「こちこちマインドセット」)
と呼んでいます。
そして、
「才能・能力は伸ばせるものである」
と考えている人を
「Growth Mindset」(同、「しなやかマインドセット」)
と呼んでいます。
上記2つの考え方のどちらを持っているかで、
あなたが高みを極めることができるかも決まるのです。
この2つの対極的な考え方はとても面白いですよ。
次回、さらに掘り下げてみたいと思います。
*参考文献
『「やればできる!」の研究』
(キャロル・S・ドゥエック著、今西康子訳、草思社)
→アマゾンはこちらから
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2015.07.17
2009.10.31
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。