ご質問を読んで思ったことを書きます。決して答えではないですが、ご参考になれば幸いでございます。
私が言っていることがピントがずれているかもしれませんよ。間違っていたらごめんなさい。
すごーく青臭いことを申し上げますね。
チームの1人1人が向かい合い、信頼しあう場を目指していないけれど、スキルが高ければなんとかなるさ、というのはよっぽどスキルレベルが高くないとありえません。
たいていは、精神的に助け合おうと思うからスキルが活きるんです。
教育という限定された範囲のソリューションしか取れないお立場なのかもしれませんが、根本的にマネジメントのスタンスが違うのではないかな、と思います。
上司は1人1人の部下と向き合っているでしょうか?
メンバー間の助け合いはあるのでしょうか?
まずは上から変わるしかないですので、なかなか難しいですけどね。
私がそういう職場に常駐し、組織を改善するミッションを持ったら絶対にすることは、全員に挨拶を徹底的にすることです。
無視されてもかまいません。全員の目を見て、「おはようございます」「お疲れ様です」「お先に失礼します」これを言い続けます。
半年、1年続ければ、よほど根が深い人以外は、むこうから挨拶するようになります。それどころか、挨拶を勝手に推進し始める人も現れます。
そして、職場の雰囲気が多少はましになっていきます。
コミュニケーションを促進する手段として研修もいいのですが、みんなが安心できる場所を作る、お金も時間もかからないような方法もやってみてはいかがでしょうか?と思うのです。
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2010.03.20
2015.12.13
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。