動画広告の活用~企業は「政治家をこえていけ」

2009.02.19

IT・WEB

動画広告の活用~企業は「政治家をこえていけ」

寺西 隆行
(株)Z会

ビジョナリー仲間、金森努さんが記事にした “Z会「わたしたちをこえてゆけ」がやすやすと超えていったもの” Z会側の真意は?仕掛けたプロデューサー(といっても僕ですが)の真意は? 続く若い世代に「わたしたちをこえていけ」というメッセージを出したZ会。 動画広告の活用では、各企業に対し「政治家たちをこえていけ」と言いたい!

月曜にオープンした「親子のやる気ラボ」にて公開した「親子のやる気応援ムービー」における、大勢のZ会社員の参画(男女の高校生役以外は全部Z会社員!)は、まさにZ会という会社、風土を知って欲しい、そんな社員の願いから作ったものです。
◆親子のやる気ラボ
http://oya-zkai.jp/
◆親子のやる気応援ムービー
http://oya-zkai.jp/movie/index.html

そして、プロデュースした僕の意図は、下記2つのブログで言い尽くされています。

“CMは社員で作ってYouTubeで流す”
http://d.hatena.ne.jp/atutake/20090217
「だから問題はコミュニケーションにあるんだよ」(コミュニケーション研究所 竹林篤実代表のブログ)

“Z会「わたしたちをこえてゆけ」がやすやすと超えていったもの”
http://www.insightnow.jp/article/2827
(金森マーケティング事務所 金森努代表の本サイト投稿記事)

竹林さんのブログより引用します。

===

さて、今回の動画広告でZ会がアピールしているメッセージは何か?

Z会には仕事を楽しんでいる人がたくさんいる(あるいは、Z会の社員はみんな、仕事を楽しんでいる)ということだろう。これはZ会にとって決定的に重要なメッセージとなる。なぜなら、Z会の商品は人だから。そもそも、およそすべての教育産業にとっての第一義的な商品は『人』だと思う。

教育は人を通じてしか成就しない。教育とは「教え・育む」と書く。どちらも他動詞である。誰かが誰かを教え、育むのだ。そのための方法論はいろいろある。さまざまなツールが使われもする。しかし、根幹に存在しなければならないのは『人』なのだ。

だからZ会では、どんな『人』が、何を考え、どんなふうに仕事をしているのかを伝えることが決定的に重要なのだ。『人』を伝えるために作られたのが、今回の動画広告だと思う。

===

金森さんのブログより引用します。

===

なんとなくオモロイと思った次には、よく考えれば「コイツはすごいCMだ!」と思った。その理由はいくつかある。
まず、メインメッセージが「わたしたちをこえてゆけ」だ。「私は続かなかった」「続けていれば今頃は・・・」などと登場人物のオッサンらが口々に言う。つまり、「こえていく」対象は、「通信教育が続かなかったわたしたち」の「死屍累々」だ。確かに同会は毎年東大合格者を何人も出す名門通信教育だ。死屍累々もやむないかもしれない。しかし、自社の挫折率の高さとも解釈されかねないメッセージを、ここまでしっかり出せるということには大いなる自信を感じる。

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会

文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

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