通信教育・Z会のCM。 これが色々な意味でオモロイ。
しかし、こんなにも大胆なCMをよく作れたなと思ったが、これはWebの動画広告としての使い方をメインにして作ったものなようだ。(もしかすると、テレビで流れたりすることがあるかもしれないけれど)。
従来の常識、従来の方法論をやすやすと乗り越えて、従来の売り手と買い手(この場合は受験産業の担い手と受験生)の距離感を一気に縮めてしまった感触が画面から伝わってくる。従来のマスメディア、マス広告からは考えられない凄味がこの動画から感じられるのは筆者だけだろうか。
自社や自業界のタブーともいえるメッセージを発し、より顧客との距離感を縮める演出とメディアを使いこなす。Z会の今後に注目したいと思いつつ、CMの世界が大きく変わったということの証左を見せられた気がした。
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2015.07.10
2015.07.24
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。