就職活動が長期化するということを書きましたが、長期化すると様々な問題が起こります。 ここでは、2009年の就職活動に対する親の役割についてまとめてみます。
書類を応募しても、通過しないケースがあります。面接の数の多さと書類応募数は関係していないこともあります。応募しても通過しない場合、面接企業数の多少について話すのは本人のやる気を削ぐ原因ともなります。
明日面接があれば、自分から話すでしょう。話せる雰囲気を作ることが先決であって、話しにくい状況になってから聞き出すのではなく、親自身が今の就職活動について知っておく機会を作ってください。
どこでもいいから受けなさいという言葉を、高校生だった頃、志望校を目指していた頃、言えたでしょうか。言えた家庭であれば、是非言ってあげて下さい。言えない家庭だったのであれば、言い方だけ考えてみてください。
■ 2009年は超氷河期になるか
採用人数を決め切れていない企業があるのは事実です。しかし、2010年すなわち2011年入社の方がより厳しくなると考えています。
オーストラリアは2度目の景気対策を発表しました。2000万人の国ですら昨年10月に1兆円弱を実行し、これから2兆円強の景気対策を準備しています。でも、日本では…6倍の人口がいますが、まだ対策をするのかどうか不透明です。もしかすると自民・公明政権下では実施されないのかもしれません。
2009年は既に働いている方に厳しい時期になるかもしれませんが、将来に希望を持てない学生さんに、少しでも希望を持って頂きたいと思いますので、学生のお子様を持つ親の方には、この1年間の接し方を振り返る機会を持って頂ければと思います。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2009.02.09
2009.02.10