コミュニケーションとは何でしょうか? 情報を伝達するだけがコミュニケーションではありません。 社内の会話が情報の伝達だけになると、生産性は極端に低下します。 嫌いな人と仕事ができないのは、一体何が原因なのでしょうか?
コミュニケーションには2つの役割があります。
1つは情報の伝達です。もう1つは感情の共有です。
「ありがとう」「助かった」「おつかれさま」
すべては感情です。
こういうことを言われて無視する上司が嫌われます。
無視せずとも、目も合わせないのは、
「その存在を受け入れていない=感情を受け止めていない」
ということです。
「ありがとう」と言われたら「ありがとう」と言いましょうというのは小さい頃から習っています。
子どもにもそう教えているはずです。
でも、自分はできないのです。
何だかおかしな話ですね。
いい仕事を受注して「やった!」という気持ちの部下がやってきても、「当然だ」と返したら、相手はどう思うでしょうか?
喜びの気持ちを共有できない上司には二度と報告には来ないでしょう。
実はこうした「感情の共有」こそがコミュニケーションであり、そのことを日常からしつづけることが関係を作ります。
EQ(イーキュー)という考え方もあります。
感情と向き合うためのスキルこそが、生産性を向上させ、職場環境を快適にし、良い人材を育て、企業を成長させていくことになります。
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