私は、ブランディング、すなわち 「ブランドを構築すること」 はどういうことかを説明する場合、次の3点をお話します。 ・そのブランドを知っている人を増やす →ブランド認知向上 ・そのブランドに固有のイメージを結びつける →固有のブランド連想形成 ・そのブランドに対する信頼・好意を高める →ブランド信頼、ブランド好意向上
私が、メルマガ&ブログのコンセプト、というか今後の私の
ビジネスの基本コンセプトとして
「マインドリーディング」
という言葉を選んだのも上記の理由からです。
(まだまだブランド構築途上ですけど・・・)
ちなみに、ベストセラー「ウェブ進化論」という名称を採用したのは、
著者の梅田望夫さんによれば、当時検索で何も引っかかって
こない言葉だったからなんですよね。
そして、ネット上に自社や商品に関わる情報がたくさんあれば
あるほど、「量」が「質」に転化して信頼が形成される。
そうなんです。情報そのものの信頼性以上に、
情報量が多ければ多いほど、信頼は自然に高まるんですよ。
さらに、頻繁に情報が更新されれば、親近効果によって
「好意」も深まります。
ですから、繰り返しますが、今、ブランディングに
取り組むなら、あらゆるところでネットで検索されるように
さまざまな機会をとらえて情報をばらまくことが必須だと
思います。
私の場合、法人化してはいるものの、実質個人事業ですので
この方法を
「じぶんユビキタス化」
と呼んでおります。(笑)
先の梅田さんは、同じことを
「分身の術」
とたとえてらっしゃいますが。
そうそう、梅田さんが指摘されていることで、さすが鋭いと
思うのが次の点。
自分(自社・商品)の情報をネットにあふれさせることによって、
検索結果の上位は、ほとんど自分が書いた情報で占められること
になる。
すると、他社が書いた自分(自社・商品)に対する非難や中傷
など、ブランドにとってネガティブなイメージとなる情報を
排除できるのです!
なぜなら、検索結果の2ページ目以降はあまり見ないですからね。
まあ、それなりに価値のある情報を大量に生み出し、
ネットにアップし続けることは、決して楽なことじゃありません。
でも、最小の費用でブランド構築に成功したかったら、
「じぶんユビキタス化」
に取り組むことをオススメします。
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2007.06.21
2007.06.27
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。