世界的不況の中で日本経済も不振である、との記事ばかり。 不況という事実を見るのは大事です。しかし、必要以上に喧伝するのは、自らが苦しい理由を他人に責任転嫁しているだけにしか映りません。 会社が、政府が、何かやってくれて、それに従えば伸びていた時代とは違うんです。自らが価値創造していかなければ、と、いいかげん国民全体、気づくべきです。
ほんとうにお世話になっている、経営コンサルタントの阪本啓一さん。
「不況と言っちゃダメよ税」
ってタイトルのブログを先日書かれていました。
http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=3002&pg=20081209
言葉が現実を作る、ほんとにそうだと思います。
読者数35万人近く、人気メルマガの「平成・進化論」
http://www.mag2.com/m/0000114948.html
筆者の鮒谷周史さんは「目標年収1億」「年収1億」「1億」「1億」…といい続けて本当に達成しています。
これも言葉が現実を作った例です。
さらに、メルマガ「ビジネス発想源」
http://archive.mag2.com/0000134134/index.html
筆者の弘中勝さんのコメントにはいつも共感しますが、今日届いたメルマガの冒頭は下記のようなものでした。
==========
なかなか経営がうまくいかない飲食店の経営者に、
「なぜうまくいってないんですか?」
という質問をすると、
だいたい帰ってくる答えは決まっています。
「最近、不景気だから」
「立地条件があまりよくなくて」
ほとんどが、まずこういった答えを言います。
なぜ、この経営者の経営がうまくいかないかというと、
そういう答えしか出せないからです。
そういう答えしか出せないのに、
「どうして不景気なのに、お店出したんですか?」
「なぜ立地条件が悪いそこを出店場所に選んだんですか?」
と意地悪く尋ねてみると、
「この場所は実は…」と恐ろしいほど詳しく答えます。
それなのに、
「じゃあどうしてうまくいかないんでしょう?」ともう一度聞くと、
「やっぱり立地条件の悪さでしょうか…」とか言うのです。
つまり、ピントがずれているのです。
(中略)
強く伝えておきたいことは、
「不景気だ」とか「立地条件が悪い」とか、
そういう外的要因の言いわけはやめてほしい
ということです。
本当にそうだと思うのならば、
景気のいい国に行くか、立地条件のいい場所に移って下さい。
きっと、結果はそんなに変わらないでしょう。
==========
遮二無二頑張ってから。
やるだけやってから。
最後に、本当に親しい人だけに
「不況だ…つらい…」
と愚痴っぽく吐く、それはまわりもきっと慰めてくれます。
共感しますから。
でも、不況を広告するのは止めて下さい。
周りに不況をもたらしますからね。
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