先日、褒める派ですか?叱る派ですか?と言われて、「相手と場合に合せます」と答えてちょっと場がしらけました。ごめんなさい。でも、メンタルヘルスの知見から行けばそうとしか答えようがないのです・・・。
一応、コーチング資格持ってますから、ということで・・・。
褒め方の技術は存在しますので、それを知らないと褒められませんね。また逆に叱り方の技術も存在しますが、今日は精神論を解説しておきます。
褒めるにしても、叱るにしても、相手の成長を願った上でやらないと、効果が低いです。というか、相手にしっかり届かないです。
コミュニケーションの天才や、詐欺の天才のような人は別ですよ、凡人が部下を褒めたり叱ったりする場合です。
自分の怒りを単に発散しているのと、相手の成長を願って指摘しているのでは違いますからね。そこを理解しておいて下さい。
私の経験でいえば、小手先で「あなたのためを思って言っているんだよ」と言っている人は1ミリも信用できませんでしたけどね・・・。
さて、書くのを忘れていたので、メンタルヘルスレベル下位20%の人には、どう対処すればいいのか?を書きますね。
メンタルヘルスレベルが低い20%。その人々の名称は「疾患レベル」と言います。
こういう人は鬱の予備軍、もしくは鬱そのものですので、否定しちゃいけませんね。否定すると病気が顕在化します。メンタルヘルスレベルが低い人はなるべく採用しないほうが無難ではあります。
前に書きましたが自分がなんとかできると思わないほうがいいです。
でももしも自分のところに来てしまったら、覚悟して付き合うほかないですね。ただ、お医者さん、セラピストにかかることを進めつつ、付き合っていくほかはないでしょうね。
ただ、清掃などの活動を毎朝させるなどの方法が効果があると言われていることも以前に書かせていただきました。記事はhttp://www.insightnow.jp/article/1841ですね。詳細はこちらをご覧下さい。
褒める派ですか?叱る派ですか?というお話しの解を出すにも、ベースになる知見を持っている、いないで大きな違いが出ます。
こういった知見を経営者だけでなく、マネジャーレベルでもしっかり活かして行って欲しいと心から思うのです。
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メンタルヘルス
2008.12.17
2008.12.15
2008.08.07
2019.10.11
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。