私の事務所の近くに、大規模スパ施設があります。 このスパ施設のハードは、とても素晴らしいです。 天然温泉もある広々とした温浴施設、 お風呂上りには、1人1台の液晶テレビ付の リクライニングソファでゆったりとくつろげます。
さらに、ロボットをもっと擬人化して、
見かけや声が異なる男性風、女性風ロボットの
それぞれを設置するというのも面白いのではないでしょうか。
男性客に対して女性ロボットには、
「また来てくれてありがとー!うれしい!!」(と黄色い声で)
「しばらくお顔が見れなくて、寂しかったわ・・・」
などと言わせるのもいいかもしれません。
(あくまでジョークとしてですけど・・・)
お客さんは、
「これらの会話がプログラム化されたもの」
であることは百も承知です。
それでも、お客さんは決して悪い気はしない。
いや、むしろ「KYな人」との味気ない会話よりも、
はるかに喜んでくれるでしょう。
既に、企業の受付用として
ロボットを派遣する事業が開始されているのは
ご存知でしょうか。
同様に、サービスの現場に、
優れたコミュニケーション力を持つロボットが
登場するのは、すぐそこにある未来だと思います。
サービス現場におけるロボットの普及・浸透は、
人手不足に悩むサービス業にとっては福音です。
しかし、一方でサービス提供者としての資質に欠ける
生身の人間が働ける職場が、ロボットによって
次々と奪われていくことを意味します。
従来、人手不足ということもあり、
比較的職を得やすい業界であったサービス業界の仕事が
ロボットに席巻された結果、さらに多くの失業者が
世の中にあふれることになるのではないでしょうか。
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2008.09.26
2010.04.20
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。