家電メーカーなどの納入業者に従業員の派遣を強要しているとして、独禁法違反(優越的地位の乱用)で排除措置命令が公正取引委員会より出されたヤマダ電機。
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http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。
先日書いた「環境CSRを訴求する前に店員教育を~ヤマダ電機の事例より~」
http://www.insightnow.jp/article/1456
での事例を含めて、企業イメージは決してよくないですね、最近のヤマダ電機。
しかしやはりヤマダ電機を(購入先として)選ぶ私もいます。
理由は単純で
・近くにあるから
・安いから
イメージの悪さが、この2つの実質的利益を越えなければ、なかなか止めれそうにありません。
「安いから」については、どこかにその裏がある、と、消費者の立場は必ず弁えておく必要があります。
ヤマダ電機が今回排除命令を受けたような行為は「安さ」を提供するための代償。
さて、「安さ」を提供する企業から、消費者が実質的被害を被るものとして多いのが「アフターサービスの無視」です。
4月にヤマダ電機で購入したCDプレーヤーにおいて、先日下記のようなことがありました。
購入したCDプレーヤー、4,000円台。破格ですよね。
我が家では「CDが聞ければよい」だけですので、一番安いこのプレーヤーを選びました。
先週、CDの再生にエラー表示が出て、何度確かめても、再生されません。
(もちろんCDもいろいろ変えて再生しています)
2日間、まったく同じ状況が続き、「週末に修理に」と予定を決定。
そしてなぜか修理に出す直前にCDをかけると治っていたんですけど、予定も決めていましたし、再発防止の目的もあり、やはり修理を依頼することに。
昨日ヤマダ電機より電話があり、家内が受けました。
聞いた話によると
ヤマダ:「メーカー側から“現象が再現されません”と回答が届きました」
家内:「直前では治っていたけれどもその前何度もダメだった(と事情を説明)」
ヤマダ:「そんなはずはありません(とかなんとか)」
家内:「…」
ヤマダ:「新しいCDで確かめてください」
家内:「…(そんなんとっくにやってるよ)」
家内からは「感じ悪い!」といわれましたし、もちろん僕も同じように感じますが、その一方で「しょうがない」と思う気持ちもありました。
安かろう悪かろうを選んだのは僕達ですから。
もちろん、この店員の態度を肯定するわけではありません。
ではなく、「安いもの」を購入する場合、「こういうこともありうる」と推測した上で購入すべきだと思うわけです。
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