私の友人に、森林再生、地域再生コンサルタントをやっている人がいます。彼は、大学院時代から地域の再生や森林組合の再生をするには?という研究をしていましたが、お金がなければならないということに気づき、民間企業でコンサルタントとなっています。
日本の林業は、今、マーケティング力を高めようと、生き残りに必死になっているそうです。まあ、営業したことが無い人々がまだ、虫の息にせよ、生き残っていることがその地力の強さというかそういうものを感じさせますが。
そんな必死で再生しようとしている林業関係者にとってみれば、「森林の中に道路はいらない!」というのは、感情論でしかないと思います。それで、誰がハッピーになるんでしょうか?
そりゃ、無駄遣いはいかんと思いますよ。演劇で道路を作れ!というPRをするのも、テーマソングを作るのも、どうかとは思います。
ただ、環境問題も、経済社会との共生の上で、関与する人々の幸せの総量をそれなりに増やすため、という目的の上での施策が必要ですよね。
そうすると、森林を管理し、人々に森林の素晴らしさを知ってもらうためにも、森林の中に道路は必要だと思います。持続可能な開発、管理を森林にもたらしていくことで、都市と地方の共生にもなんらかのインパクトがもたらせるのでは?と思うのです。
そんな主張をささやかにし続ける彼、地域再生、森林再生コンサルタントのブログはページはここですね。
興味があったら見てみてください。まだ発見されていない、いろんな人が世の中にはいるものですから。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2008.09.26
2010.04.20
THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。