繰り返し宣伝することで、購買行動を誘引するー これが以前よりある広告宣伝のオーソドックスな、そして“なんだかんだいって最も効果が高かった”手法なのかもしれません。 しかし、インターネットが出現し、もはやお客様は態度変容を起こしています。 煩いのは「選挙カー」だけではありません。あなたの宣伝もそうなのです。
◆本投稿記事は、毎日更新中のブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。
記事ナンバー1と関連する内容になります。
もはや広告スペースで「宣伝」してはいけない世の中になりました。
「宣伝」
という言葉をYahoo!辞書で調べると、下記の様に出てきます。
1.商品の効能や主義・主張などに対する理解・賛同を求めて、広く伝え知らせること。
2.事実以上に、また、事実を曲げて言いふらすこと。
1について。
現在社会においては、A社の社員がA社を「商品の効能や主義・主張などに対する理解・賛同を求めて、広く伝え知らせる」行為をしても、そこまで心に響きません。
A社を就職先に選んだ人間は、A社の商材・サービスに賛同していることが「前提」ですからね。
※実際にはそうじゃない方もいらっしゃいますが。。。
ということは、A社にその人が存在し、自分自身の存在を広く一般の人に知られるようにすること自体が、その人の行っている宣伝ともいえるのです。
そして、Z会新入社員ブログもまた、その存在、そして内容そのものが、新入社員が行ってくれている宣伝にあたるわけです。
◆Z会新入社員ブログ
http://www.zkaiblog.com/sostaff/
だから、お金を払って買った大切な自社の広告スペースで、過剰に自社商品のメリットを「宣伝」することは、余り意味がある行為とは思えませんよね。
「宣伝」の1の意味に立ち返ると。
それでも、告知するスペースが限られていた時代は、「繰り返し、あるいは声高に宣伝すること」によりいつのまにかお客様を“その気にさせ”“行動させる”ことが実際にできていたわけです。
しかし、それは(広告スペースが限られていた時代における)タマタマの出来事なんだ、と気づくべきでしょう、広告宣伝担当者は。
今はインターネットがあります。
繰り返し宣伝する、声高に宣伝する「場所」なんてたくさんあるわけです。
さらに、「宣伝」の持つ2の意味が、1の意味のみの「宣伝」行為に対する色眼鏡をかけてしまっています。
つまり、1の行為をしても2の意味にとられるー「事実以上」と受け止められるーことが往々にしてあるということです。
そして現実的に、ほんとうに1の意図でしかなかった「宣伝」であっても、2という先入観を持ってみられ…どんどん広告スペースの価値を(必要以上に)落としている現状があります。
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