クールビズの季節がやってきた。
が、どうやらイヤイヤ実践する人もいるようだ。
<福田首相 来月から渋々クールビズ>リンクが残っていないので、北海道新聞から引っ張る。http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/94799.html
<首相は会社員時代からの習慣で「仕事中は背広」との考えを持っており、二〇〇五年のクールビズ導入後も服装を変えなかった。>が、<北海道洞爺湖サミットで議長国として温暖化問題への姿勢をアピールする立場上、こだわりは捨てざるを得ないと判断した>そうだ。
そんな、意固地になってやるほどのことじゃないと思うのだけれど。
福田首相に伊勢丹の「目の粗いシルクのフレスコ織りのネクタイ」オススメだ。バッジも外して「ピンズ」に代えればもっといいだろう。
しかし、「率先垂範」なのか、霞ヶ関では黙々と官庁の人々がクールビズを実践している。
<クールビズ進化? 官庁スタート 環境重視、マイはし提案も>
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008060202014500.html
そして、さすが旗振り役。<環境省は今年、マイバッグやマイはしの持参など、環境への配慮をさらに重視した「クールビズ・プラス」を提案>加えて、<紙の消費を減らすための両面コピーや、リサイクル促進によるごみ削減、公共交通機関を利用した外出、一階分程度の移動は階段を上り下り>だそうだ。
「当たり前」と言うなかれ。カタチだけではなく、暑ければ服を身軽にし、不要な使い捨てのモノを排除。無駄の削減と省資源。言うは易く行うは難しだろう。「有言実行・凡事徹底」。
他の省庁も是非見習いつつ、各々の課題に対し、「有言実行・凡事徹底」をお願いしたい。
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2008.06.05
2008.06.06
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。