男尊女卑──。令和の時代になって化石ともいえるような言葉が、日本にはまだ現実として残っているようだ。 それを証明するランキングとして、男女の格差が、なんと世界で121位だということをご存じだろうか。世界で121位ということは、もちろん主要先進国では最下位になる。この数字は、男性側はもちろん、日ごろ男女差などあまり肌で感じていない人々にとってショックが大きいだろう。 しかしなぜ、こんな調査結果が出てしまったのか、そしてこの現実は日本の社会にどんな影響をもたらしているのか、ぜひ知りたいと思ったので調べてみた。
自分たちの生き方は自分で決める、これまでのように、男性に生き方をゆだねるという発想を見直すことが、日本の政治を変えることにつながるはずだ。
──ジェンダー・ギャップ指数が示した世界121位、先進国中においても堂々の最下位は、日本人にとって大きなショックだし、恥ずべきことだ。どんな場面でも男性と女性は対等であるべきだし、ものごとを進めるときの決定権は常に両者にあるはず。せっかく長い努力を重ねて健康と教育の分野で世界に追いついてきたのだから、経済と政治の分野でも改革を進めて追いつく努力をしなければならない。そのためには、男女ともこれまでの反省をいかし、積極的な意識改革を図ることが大切だ。
≪記事作成ライター:小松一彦≫
東京在住。長年出版社で雑誌、書籍の編集・原稿執筆を手掛け、現在はフリーとして、さまざまなジャンルの出版プロデュースを手掛けている。
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