戦後日本の社会人は、毎週日曜日だけが休みの週休1日制。土曜日はお昼まで仕事をする「半ドン」が一般的だった。戦争で焦土となった日本を復興させ、新しい社会の礎を築くために、大人たちはとにかく働きに働いたわけだ。 昭和に生まれた週休2日制が平成に入って完全に定着し、いま令和の時代に入って「週休3日制」がじわじわと広がってきているという。働き方改革が叫ばれる昨今、テレワークや副業解禁など、さまざまなワークスタイルが生み出されているが、週休3日制はサラリーマンにとって最も身近で、影響力が大きい改革となるのではないだろうか。 ──そんな週休3日制の狙いやメリット・デメリットについて調べてみた。
●週休3日制のデメリット
1.労働時間の減少に伴い、収入が減少する可能性がある。
2.休日が増加することで、出勤日1日の労働時間が増加する可能性がある。
3.休日が増加することで、社員間のコミュニケーションが不足する可能性がある。
──週休3日制は、働く側にとってはとても魅力的な制度だ。働き方改革が進む日本社会において、注目されるイノベーションとなるだろう。しかし、作業をどのように効率化するか、休日となった時間をどのように活用するのかなど、労使にとって課題は多い。週休3日制を成功させるためには、労使がともに大胆な意識改革をしなければならないことは確かだろう。
≪記事作成ライター:三浦靖史≫
フリーライター・編集者。プロゴルフツアー、高校野球などのスポーツをはじめ、医療・健康、歴史、観光、時事問題など、幅広いジャンルで取材・執筆活動を展開。好物はジャズ、ウクレレ、落語、自転車。
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