2019年の新たなトレンドとして、いま日本のジュエリー市場をにぎわせている「合成ダイヤモンド」。 天然ダイヤモンドと同じ化学式・結晶構造・輝きをもちながらも、価格は割安ということで、20~30歳代の若い世代にも購買層が広がりつつあるようです。 今年1月、東京ビッグサイトで開催された日本最大のジュエリー展示会「第30回 国際宝飾展」でも、「合成ダイヤモンド元年」といわれる2019年の日本市場を狙って、国内外の合成ダイヤモンド企業が続々と出展。宝飾マーケットの新ジャンルを築くムーブメントとして話題を集め、国内への流通も本格的に始まっています。 なぜ、いま合成ダイヤモンドが注目されているのか、また、天然ダイヤモンドとはどこが違うのか……。今回は、日本で人気が高まる合成ダイヤモンドの市場背景や、今後の消費マーケットの動向に迫ります。
ダイヤモンドは消費者が自身の価値観で選ぶ時代に
とはいえ、時代とともに消費者の意識も価値観も変わりつつあります。
天然物と同じ輝きなら、よりクリーンで価格も手ごろな合成ダイヤモンドを選択する……。そんなエシカル消費の流れを受け、単に高価な宝石を所有することよりも、自分の気分に合ったアイテムに価値を見いだす消費者は確実に増えています。ファストファッションを好むミレニアル世代にも、これまでジュエリーの購買層だった中高年世代にも、大切な人へのプレゼント用にも、合成ダイヤモンドは魅力ある新たな選択肢となることは間違いないでしょう。
これからは、ブライダルなど思い入れのあるシーンでは天然ダイヤモンド、ファッションとして楽しむには合成ダイヤモンドといったように、消費者が自身の価値観で選択する時代になっていくのかもしれません。ということで……もし、あなたが購入するならどちらを選びますか?
※参考資料/国際宝飾展HP、朝日新聞
≪記事作成ライター:菱沼真理奈≫
約20年にわたり、企業広告・商品広告のコピーや、女性誌・ビジネス誌などのライティングを手がけています。金融・教育・行政・ビジネス関連の堅い記事から、グルメ・カルチャー・ファッション関連の柔らかい記事まで、オールマイティな対応力が自慢です! 座右の銘は「ありがとうの心を大切に」。
【記事元】
日本クラウド証券株式会社 https://crowdbank.jp
日本クラウド証券メディア マネセツ https://manesetsu.jp
【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/
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