JR山手線の新駅の名前が「高輪ゲートウェイ」に決まった。 カタカナ単語が入った珍しい名前に決まったことで、世間は何かとザワついているようだが、この新駅が開業すると周辺地域、そして首都・東京にどのような影響が出てくるのだろうか。 新駅名決定のプロセスやその評判、建設中の駅の規模、そして周辺地域への経済波及効果などをまとめてみた。
「高輪ゲートウェイ」駅の建設、およびその周辺の再開発にともなう経済効果は、1兆4000億円にのぼると見込まれている。
本当の地域活性化、地域住民の気持ちも大切
改めて駅ができる場所を見てみると、現在の都営浅草線と京急線の「泉岳寺駅」とほぼ同じ場所であることがわかる。田町と品川の駅間は長かったので、泉岳寺周辺にすむ住民、線路より海側のエリアの住民にとっては非常に便利になるだろう。
いまはシャッターを閉めた商店も目立つ高輪の商店街だが、「高輪ゲートウェイ」によって多くの住民が戻り、活気を取り戻すことができれば最高だ。本当の意味の地域活性化は、ビジネスだけに特化するのではなく、そこに居住する地域住民がいかに快適に住めるかということも重要なのではないだろうか。
山手線は、地域住民の大切な足でもある。住民の暮らしやすい街づくりが求められる。
≪記事作成ライター:三浦靖史≫
フリーライター・編集者。プロゴルフツアー、高校野球などのスポーツをはじめ、医療・健康、歴史、観光など、幅広いジャンルで取材・執筆活動を展開。好物はジャズ、ウクレレ、落語、自転車など。
【記事元】
日本クラウド証券株式会社 https://crowdbank.jp
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【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/
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