ネット時代の双方向通販「ライブコマース」が、ショッピングの主流に!?

2018.10.19

ライフ・ソーシャル

ネット時代の双方向通販「ライブコマース」が、ショッピングの主流に!?

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南青山リーダーズ株式会社

メディアを介して商品を購入する通信販売のスタイルが、新しい時代を迎えている。 そこでみなさんは「ライブコマース」という言葉をご存じだろうか。売り手が一方的に情報を流すだけでなく、買う側もネットを通じて、リアルタイムに質問や値段交渉ができる新しいEコマースの形だ。つまりライブコマースとは、インターネット時代ならではのインタラクティブ(双方向)通信販売になる。まだ認知度は日本国民全体の3割ほどとも言われているが、ネットショッピングの主流になる日も近そうだ。そこが今回は、ライブコマースの“いま”を探ってみた。

その壁を打ち破っているのが「メルカリチャンネル」になる。前述のように、このライブコマースなら値段や素材などの基本説明にとどまらず、動画内で演じることで、たとえば洋服なら肌触りまで紹介することができ、しかも、ユーザの聞きたいところをすぐに受け取って答えることができる。メルカリチャンネルは、第ニのメルカリとして急速に普及している。

ライブコマースが人気を集める理由とは?

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【ライブ動画の普及】
最近はスマートフォンでの動画が普及して一般的になり、だれでも簡単に動画を観たり、撮影できるようになって動画配信の環境が整ってきている。

【ライブならではの臨場感が受けている】
従来のテレビ通販などと違って、売る側と買う側が双方で丁々発止やりあうのが、多くのユーザーに受けている。

【第三者の意見を参考にできる】
一般的な買い物は、売り手と買い手が1対1で対峙するものだが、ライブコマースでは、1人の売り手に対して、たくさんのユーザーが見ており、意見を言える。買おうかどうか迷っている人は、思っても見なかった質問に助けられることもできて、商品内容がより詳細に理解できる。

【有名人の思いがけない商品などに出合える】
ライブコマースが注目を集めている理由のひとつは、インフルエンサーと呼ばれる世の中に影響力のある人たちが、積極的に参加していることだ。タレントやモデルが、例えば自分が実際に着た洋服を、動画上でリアルタイムに売れば、ファンにとっては垂涎の的。実際に、俳優の山田孝之が画面に現れて「1日受付業務」をオークションにかけたところ、2700万円の高額落札となったケースもある。これらもライブコマースの一環で行われたイベントだ。

メルカリなど大手が、ライブコマースに続々参入

盛り上がっているライブコマース。ここではすぐに参加できる主要なアプリを紹介しよう。

1.メルカリチャンネル
メルカリのライブコマース版。アプリで展開されている商品は、洋服や雑貨など一般的なものから、タレントがライブで自ら筆をとるサインや出張パフォーマンスの購入権などまで、あらゆるジャンルにおよぶ。配信者も幅広く、タレント、モデル、主婦などの一般ユーザも多い。

2.SHOPROOM
タレントやアイドル、アーティストなどの動画ストリーミングが中心。過去には女優の北川慶子がドラマで着用した商品を動画でアップするなど、ネットでの反響は大きい。

3.Live Shop!
一般的な商品にとどまらず、タレントや著名人による「メイク術」や「ファッションコーディネート術」など、ノウハウ色の強い動画の配信が特徴。自社のスタジオで撮影されているため、動画のクオリティは高い。

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