歴史や価値とともに変化する「お値段」⑦ ── 映画の入場料

2018.08.31

営業・マーケティング

歴史や価値とともに変化する「お値段」⑦ ── 映画の入場料

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南青山リーダーズ株式会社

ものやサービスの値段は時代によって変わるものです。「高い」「安い」の基準になっている貨幣の価値も時代によって大きく変わります。 さまざまな分野のものやサービスの「お値段」を比較してみましょう。今回は、映画館の入場料がテーマ。いわば「映画のお値段」です。夏休みの季節、昔は子どものための怪獣映画と漫画、アニメなどが組み合わされた娯楽映画のセットが封切られ、映画館は親子連れでいっぱいでした。最近は、そうした光景はあまり見られなくなりましたね。現在は娯楽が多様化しているだけでなく、映画もDVDやネット配信で楽しむ時代。その変化も大きく影響しているのでしょう。そこで今回は、かつての「娯楽の王様・映画」の入場料の変遷を眺めてみましょう。

── 最後にご紹介した趣向を凝らした映画館はいずれも横浜ですが、そういえば「封切り」という言葉を生み出したのは「横浜・伊勢佐木町」でした。かつて伊勢佐木町のランドマークであった「オデヲン座」は、1911(明治44)年にドイツ人が開業した由緒ある風情豊かな劇場であり、長きにわたり横浜の人々に愛されてきました。そんな映画の街として知られる横浜の原風景「オデヲン」ビルも、2014年からはドン・キホーテに変貌。その変わりように時代の様変わりを痛感しますが、とはいえ横浜には今も映画の街の意気込みが脈々と息づいているよう。都内にも個性的なミニシアターや名画座がいまもたくさん残っていますが、あなたが最後に劇場に足を運んだのは、さて、いつのことでしょうか?

歴史や価値とともに変化する「お値段」① ──カラーフィルム
歴史や価値とともに変化する「お値段」② ──カメラ
歴史や価値とともに変化する「お値段」③ ──初鰹
歴史や価値とともに変化する「お値段」④ ──古書
歴史や価値とともに変化する「お値段」⑤ ──夏目漱石の「経済的価値」
歴史や価値とともに変化する「お値段」⑥ ──ビールのお値段

≪記事作成ライター:帰路游可比古[きろ・ゆかひこ]≫
福岡県生まれ。フリーランス編集者・ライター。専門は文字文化だが、現代美術や音楽にも関心が強い。30年ぶりにピアノの稽古を始めた。生きているうちにバッハの「シンフォニア」を弾けるようになりたい。

【記事元】
日本クラウド証券株式会社 https://crowdbank.jp
日本クラウド証券メディア マネセツ https://manesetsu.jp

【転載元】
リーダーズオンライン(専門家による経営者のための情報サイト)
https://leaders-online.jp/

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