2016.03.14
Facebookのスライドショー機能と、ビュースルーコンバージョンの設定方法
動画広告・動画マーケティング専門メディア VIDEO SQUARE編集部
Crevo株式会社
Facebookでの動画視聴者数が、前年の10億人から80億人に急増するなど、着々と動画プラットフォームとしての進化を図っていることが再確認されました。 今回は、Facebookの「スライドショー機能」について解説します。
従って、そこでの重要な指標は、動画広告を見たことで、潜在的にブランドを認知したユーザーが、後からWebサイトに来てコンバージョンした数。つまり、「ビュースルーコンバージョン(VTC)」です。
ネット広告では、クリック履歴という膨大なデーターを基にユーザーの行動パターンを知ることが出来ます。一方、「ビュースルーコンバージョン」の強みは、クリックからはつかみきれ無かった間接効果を計測できることです。
また、「ビュースルーコンバージョン」では、動画広告による投資収益率(ROI)をより正確に測定することが出来ます。
コンバージョンの指標としてクリックを使用するというこれまでの測定手法の問題点は、実際の購入行動の大部分が、実店舗で行われている状況には対応しきれていなかったことです。しかし、ビュースルーによるコンバージョンを測定することで、より正確な測定が可能になるのです。
コンバージョンの指標として用いられる「ビュースルーコンバージョン」と「クリックスルーコンバージョン(CTC)」の違いについて簡単に説明しましょう。
▶ビュースルーコンバージョン
ディスプレイ広告等の広告を見たもののクリックしなかったユーザーが、後からサイトでコンバージョンを達成したといった、別ルートでWebサイトに来てコンバージョンした数。
▶クリックスルーコンバージョン
ディスプレイ広告等の広告をクリックしたユーザーが、Webサイトに来てコンバージョンした数。
まとめると、広告を目にしたけれど、その場でクリックしなかったユーザーが、同じ広告を何回も見たことで頭に残り、別ルート(自然検索など)でサイトを訪問し、結果としてコンバージョンが発生。このようなケースを計測し、露出の効果を数値化したのが、「ビュースルーコンバージョン」です。
それでは、実際にFacebookで「ビュースルーコンバージョン」を計測するための設定方法を見ていきましょう。
広告マネージャの「カスタム」をクリックし、プルダウンされたメニューの中から、「列をカスタマイズ」をクリックします。
次に、「アトリビューションウィンドウを変更」をクリックします。クリックすると、現在のコンバージョン計測条件が表示されます。
ビュースルーコンバージョンを計測するには、広告の表示後の1日間、7日間、28日間の項目を選択します。
(参照:ANAGRAMS Fecebook広告のコンバージョン計測の仕組みについて。)
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