「学問のすすめ」で知られる福沢諭吉は、明治時代、商人に対して、 「商いは広告をすべき」 と説いていたのです。
と言っています。
これは「極論」ではあると思いますが、まさに今でこそ、ソーシャルメディア上での
消費者・顧客とのパーソナルな対話
は基本的に企業・組織内で取り組むべき活動であることを考えると意義深いものがあるように思います。
時代が流れ、媒体やマーケティング手法が多様になっても、ビジネス(商売)は
「知られること」
から始まることは普遍的な法則です。
福沢諭吉は優れたマーケターでもあったと言えるのではないでしょうか?
*参考文献
『絵とき 広告「文化誌」』
(宮野力哉著、日本経済新聞出版社)
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2015.07.10
2015.07.24
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。