コカ・コーラシステムのニュースリリース(6月21日付)によると、<1980年代に人気を博した炭酸飲料として、シトラス系のフレーバーでなめらかな味わい、そしてほどよい炭酸が心地よい「メローイエロー」を2011年6月27日(月)より、そしてクリアで爽快な飲み口、キレのあるレモンライムテイストと強炭酸が特長の「スプライト」を2011年7月25日(月)より、それぞれ全国で発売>するという。
メーカーにとっては消費者の手前に「販売チャネル」という名の顧客が存在する。リバイバルの要請もネットのアンケートで高い商品。そして、懐かしいボトルの商品。それらはコンビニチェーンのマーチャンダイザーとコンビニのFCオーナーにアピールすること間違いなしだ。そして、飲料の棚に並び、今日ではコンビニの主要層ともなっている中年顧客が購入していくのである。
モノが売れるしくみ。それを作り出すには、現在の環境がどのように変化しているのか。そして、モノがどのような人の意思決定と手によってデリバリーされ、最終消費者の手に渡るのかという視点が欠かせない。
懐かしのメローイエロー&スプライトが、どのように消費者の手に取られ、売れていくのか、ウォッチしてみたい。
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2015.07.10
2015.07.24
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。