夏の暑さと梅雨寒が交互にやってくる天候の中、夏の電力不足対策の一環として環境省が提唱する「スーパークールビズ」が始まった。出揃った紳士服大手各社の品揃えのなかから、青山商事とはるやま商事の戦略に注目してみよう。
環境省がポロシャツやスニーカーといった従来の「クールビズ」を上回る軽装を提唱した、「スーパークールビズ」。担当の地球環境局内では、かりゆしウエアやTシャツ姿も見受けられるという。それだけに競合環境は拡大しており、カジュアル最大手のユニクロも5月末に「スーパークールビズ発表会」を開催し、着こなしを披露したばかりだ。お手本ともなるスタイルの中には膝丈のハーフパンツ姿もあるが、シャツは全てパンツの中に「イン」が原則だという。どこまで崩すか、保つか。着る側の悩みは尽きないが、そのココロをつかむ各社のホットな戦いは蒸し暑さが増す梅雨本番から梅雨明けにかけて本格化する。最後に笑うのは誰だろうか。
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2015.07.10
2015.07.24
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。