iPadをタダでばらまくと、どうなるか?

2011.02.16

営業・マーケティング

iPadをタダでばらまくと、どうなるか?

竹林 篤実
コミュニケーション研究所 代表

イオンが、通販用にタブレット端末を開発・販売するという。であるなら、いっそのこと、iPadを自店の商圏内の顧客に無償でばらまいてはどうだろうか。

別にネット通販だけじゃなくて、iPadにウェブチラシを配信すればいい。店まで行けば、他にも楽しみがある。いろいろ買い物ができる。そんな楽しみを訴求する通信端末としての使い勝手も、iPadにはある。

そして子どもが学校から帰ってきたら、勉強に使って良し、ゲームなどで遊んで、また楽しというのがiPadの魅力だ。ここがガラパゴスとiPadの違いである。そして、おじいちゃん、おばあちゃんのところにもiPadがあれば、孫とテレビ電話でお話しできる。

めちゃくちゃ喜ばれることだろう。というぐらいに使い勝手があれば、通信費ぐらいは、快く負担してくれるのではないか。とすれば、iPadのイニシャルコストを、どうやってひねり出すのか。一世帯あたり原価にして3万円ぐらいのイニシャルコストである。

これがあれば、紙のチラシは未来永劫に渡って不要になる。ということであれば、原資は出てくるのではないだろうか。

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