最悪な上司とつきあう方法

2010.09.22

仕事術

最悪な上司とつきあう方法

ITmedia ビジネスオンライン
“ニュースを考える、ビジネスモデルを知る” ITmedia 編集部

仕事ができないのに、偉そうに振舞う上司は多い。そうした上司に対し、部下はどのように対応すればいいいいのだろうか。今回の時事日想は、バカな上司をうまく操る方法を紹介する。 [吉田典史,Business Media 誠]

 上司の言動や思考の癖を確実に見抜くと、わたしは“ヒット”を打てるようになった。自分がどのタイミングで何を言えばいいのか、どのように振る舞えばいいのかが分かったのだ。少々、オーバーに聞こえるかもしれないが、上司の顔を見ると、その瞬間に自分に求められているものも分かるような気がした。

 そしてそれを満たすように努めると、双方の間でしだいに“いい関係”が少しずつだが、できていくのである。自分の言動を振り返り、上司が喜ぶように振る舞うと、彼は明らかにえこひいきをしてきた。そして、わたしに“おいしい仕事”をあてがうようになったのである。

辞表を叩きつける前に


 それは目立つ仕事であり、やりがいのあるものだった。当時、6人の部員がいた。その中の数人は、人事部とのヒアリングの場でわたしのことを「部長からえこひいきされている」と嫉妬(しっと)していたという。人事部員から聞いた話である。いま、振り返ってもえこひいきされていたことは間違いがない。

 職場できれいごとはタブーだ。競争社会である以上、勝たねばならない。そのためには、上司を味方にして抱き込むことである。このようになれば、一段といい仕事を得ることができるし、自分のテンションも確実に上がる。おのずと、高い評価を得る可能性が高くなる。

 上司を否定し、「辞めてやる」と辞表を出す前に、目の前の上司のクセを見抜き、行動をとることを考えてみてほしい。それは、転職後も独立後も必ず生きるものである。

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