ブルドックソースといえば、日本のソース市場のシェア№1ブランドだ。その同社が、「家庭たこ焼き市場」に攻勢をかけているようだ。しかし、実に謎の多い商品であるといえる。
限定的なターゲット、利用シーンではあるが、関西でも受容性はある商品のようだ。だとすれば、ブルドックソースにとっては、関西進出は悲願である。新米主婦の家庭に自社のソースの味を刷り込む。ガッツリたこ焼きを食べる時意外のシーンで、いつもとちょっと違うソースの味を試してもらう。そんな狙いがこの商品には込められているのかもしれない。
あまり注意しなければ見落としてしまいそうな商品ターゲットを、今回は掘り下げてみた。商品は26日から店頭に並んでいるようだ。まずは、販売チャネルで棚が取れているのか。そして、そこから消費者が手にとって購入しているのか。同商品の健闘を祈りたい。
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2015.07.10
2015.07.24
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。