2001年に日本市場から撤退したバーガーキングが、ロッテリアとリヴァンプの資本で再上陸して丸3年となる。現在の3倍にあたる100店舗に向けた出店を掲げる同社の課題を考えてみたい。
バーガーキングのメニューを見れば、ワッパーチーズとポテト、ドリンクのセットは810円。一方、マクドナルドのクォーターパウンダーチーズのセットは790円(地域別東京価格)だ。高価格帯メニューと比較すれば、価格的に劣後するわけではない。
ハンバーガー業界に強大なコストリーダーの力で君臨するマクドナルド。そこから、少しでもシェアを切り取ろうとするならば、いかに差別化をし、そのポイントを顧客に伝えるかにかかっている。
藤河社長は「日本マクドナルドを経てロッテリア執行役員を歴任したハンバーガーのプロ」と記事で紹介されている。胸中に秘策を持っているであろうことは間違いないが、まずはTwitterの活用を検討されたらいかがかと、バーガーキングとサブウェイ両方のファンとして考えた次第だ。
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2015.07.10
2015.07.24
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。